こんにちは ツナカンです。
教育支援センター(適応指導教室)のカウンセラーとして
お子さんや,保護者,先生方を応援しています。
以前,
明秀学園日立高等学校通信制
の説明会のレポートをしました。
今回は,その水戸キャンパスに
行ってきましたので
そのレポートをしたいと思います。
通信制高校にもいろいろありますが
学校の雰囲気がわかる一例です。
通信制高校への
進学・転入などを考えている
通信制高校がどんなところか知りたい
そんな方にはお役に立つでしょう。
【通信制高校を見てきた】明秀学園日立・水戸キャンパス
以下の順でお伝えしていきます
- 環境
- とりくみ
- 雰囲気
①環境
場所は水戸駅のすぐ近くのビルの三階
キャンパスというだけあって
コンパクトな作りになっています。
こんな感じの間どりです
- 教室二部屋
- フリースペース
- 面接室
- 職員スペース
それぞれがだいたい同じくらいの広さに感じます。
〇教室
教室からは,駅や人通りがよく見えます。
教室と教室の間はちょっとせまめのスペースですが
こもり感があって落ちついて勉強ができそうです。
〇フリースペース
フリースペースにはデスクのセットがおかれていて
学生さんたちは思い思いに過ごしています。
本のコーナーもあります。
また授業後の時間に,教室で過ごしている人もいました。
パソコンも複数設置
一番左にあるのは、液晶タブレット。
学生さんが自由にイラストを描いているそうです。
〇面接室
面接室はやや広めです。
相談やミーティングに使用されるとのこと。
〇職員スペース
今回,先生や生徒さんがいらしたので
写真にとることはできませんでしたが
職員室になるところは
完全にオープンです。
先生方のデスクこそありますが
学生さんが先生と話しやすいようにするための
気づかいだそうです。
だからと言って学生さんがハメを外して
デスクの周りを
ウロウロしているようなことはありませんでした。
先生と生徒さんが
心理的に近い距離を保てるような空間づくりが
なされています。
実際,先生と生徒さんたちが
やりとりをしているのを見ても
近くても,なれなれし過ぎないような
そんな風に見えました。
②とりくみ
先生方から
最近のとりくみについて伺いました。
- マッチング
- カルチャー&スポーツフェスティバル
- サークル活動
〇マッチング
掲示板のスペースに
自分の趣味などを書いて
はりつけておきます。
するとそれに興味を持った
生徒さんが,先生に
「これを書いたのは誰?」
と出会いの機会をもうけてくれるそうです。
通信制だと,いつどの生徒さんが登校するのかわかりません。
生徒さんの交流を生み出すアイデアが素晴らしいと思います。
このように生徒さん同士がつながれるように
いろいろな工夫をしているのが
明秀学園の特徴と言えるでしょう。
〇カルチャー&スポーツフェスティバル
スポーツ&カルチャーフェスティバルは、昨年
コロナウィルスの影響で
学校行事が軒並み中止になった中
「一度きりの高校生活なのに中止になるのは悲しい!」
と、
生徒さんたちが企画までして
職員会議に持ち込んで生まれた行事だそうです。
今年も先輩たちの意志を受けついで、
10月29日にアダストリア水戸で実施されました。
感染症に配慮された種目は、どれもユニークで、
「ロングバトンリレー」や「ソーシャルディスタンス綱引き」
中でも 「紙飛行機選手権」 は意外に盛り上がったとのことです。
開催する前は盛り上がるか心配したそうですが
ふだんなら参加できない人や
ハンデがあった生徒さんも
参加することができて
とても喜ばれたそうです。
アイデアの勝利ですね。
空一面に飛ばされた紙飛行機は
きっと幻想的な風景だったことでしょう。
〇サークル活動
生徒さんが自主的にサークルを結成して
活動ができるようになっています。
主な活動場所はフリースペースだそうです。
職員スペースに,
バンド部員の募集チラシが貼ってありました。
③雰囲気
説明会で話はきいていましたが
聞いていた通りの雰囲気でした。
いわゆる普通の高校とは
まったく雰囲気はちがいます。
生徒さんがリラックスしているように見えました。
説明会で立派な発表をしてくれた生徒さんが
わたしを見つけるなり
近づいてきて,あいさつをしてくれました。
うれしいことに,わたしのことを覚えていてくれたのです。
また以前から,わたしと縁があった生徒さんも来ていて
久しぶりの再会と,成長ぶりに,とても感激しました。
コロナじゃなければ握手くらいしたかったです。
まとめ
今回は
明秀学園日立高等学校通信制水戸キャンパス
の様子をレポートしました。
話によるとキャンパスごとに
雰囲気や取り組みはちがっているようです。
また,学校によってもちがいますので
通信制高校の入学・編入などを
考えているのであれば
直接,見に行くのがおすすめです。
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