【朗報】適応指導教室の“出席扱い”についてお伝えします

不登校支援

こんにちは ツナカン です。

公認心理師として

不登校のお子さんや

子育てに悩む親御さん

学校の先生方

の応援をしています。

 

お子さんが不登校になると

保護者の方はとても心配されます。

勉強の他の心配ごとのひとつは

出席日数です。

不登校になったお子さんの中には

学校に行ってないからどうせ高校とかいろいろ無理だ。

と思っているケースもあります

 

ちゃんと制度を知っていれば

実際にはそんなことがないとわかります。

 

今回は

小中学校の不登校の出席のとり扱い

について解説します。

 

この記事はこんな方にオススメです

子どもが不登校になってしまった。

 

学校に行ってないから何もかも終わり

この記事を読んでいただくことで

適応指導教室やフリースクールに通うお子さんの出席の取り扱い

がわかります。

 

学校に行っていないことで将来をあきらめかけていた

親御さんや,お子さんには希望が持てるはずです。

また適応指導教室やフリースクールに通う意味がわかります。

 

 

 

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小中学校の不登校の出席のとり扱い

不登校のお子さんの中には

学校に行けなくなっても何とか勉強だけでもやりたい

という気持ちを持っている子もいます。

しかし,がんばって成績が維持・向上していても

どうせ学校では休みあつかいだ

受験では不利になる

そう思ってしまうと,やる気は下がってしまいます。

 

実際には有名進学校に行くのでもなければ

それほどまでのダメージはありません。

その理由について以下に解説します。

 

 

不登校生徒の出席に関する2つの基準

学校の出席のカウントについては

①要録

②出席簿

の2つの判断基準があります。

 

まず要録については文部科学省は以下のような方針を定めています。

 

つまり

適応指導教室・フリースクール・ネット教材でも

要件を満たせば要録に関しては出席扱いになる

ということです。

 

特に適応指導教室はこの配慮がうけられることがほとんどです。

フリースクールでは例外もまだまだありますが,だいぶ増えてきています。

ネット教材についてはまだ限定的です。

 

一方

出席簿はあくまでも学校に行かねば欠席のままです。

 

 

受験の際の校内評価

結論を先に行っておくと

受験のためにも

適応指導教室か,要件を満たすフリースクール

には通っておいた方が良い です。

 

出席日数などが特に気になるのは受験の時でしょう。

しかし

・学校に行けていても成績が悪い

・成績がいくら良くても学校に来られていない

これは志望校を受ける上で支障になることがあります。

 

公立高校の受験校を決める時には

学校内である程度ふるいにかけられます。

学校内での基準は大きく分けて2つあります。

要録上の出席 と 成績

です。

 

先の文部科学省の通達にもとづいて

フリースクールや適応指導教室に通っていたことは評価されます。

ですので,例え短時間であってもいずれかに通うことを強くおすすめします。

ただし,私立高校については

要録上の出席ではなく,出席簿上の出席も問われることが多く

出席簿に休みが多いと,それだけで失格になることもあります。

 

 

 

不登校のお子さんに関しては学校にいけないのはやむを得ないことですし

中学3年生くらいになると少しずつ行けるようになることもあります。

ですから,学習の遅れは最小限にしておきましょう。

 

 

 

まとめ

今回は不登校の出席の取り扱いについて解説しました。

不登校であっても要録上の配慮が受けられます。

 

具体的には

・フリースクールや適応指導教室に行ければ要録上は出席あつかいとなる

・受験の時,校内選定では要録と成績が基準となる

 

要録上であろうが,出席簿であろうが

事務的なことをのぞいても

お子さんが学校に来てくれることを喜んでくれる先生は多いです。

ですので,たとえ皆と同じように学校に行けなかったとしても

先生に顔を見せて話すだけでも良いと思います。

 

少しでも学校に行けそうだと思ったら

試しにいってみてはどうでしょうか。

またそういう勇気がわかなくても

それをお手伝いするのが私たちのような専門職です。

ご家庭だけで悩まずに相談してみてください。

ご意見やご質問は以下までどうぞ。
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