こんにちは ツナカンです。
公認心理師として
日々，マインドフルネスを心がけ
実際の支援に活かしています。
またマインドフルネス瞑想や
ちょっとしたマインドフルネスワークを日常の中に毎日取り入れています。
今回はマインドフルネスを長続きさせる方法について解説します。
この記事はこんな方にオススメです
マインドフルネスが長続きしない
今マインドフルネスを実践している方や，始めた人のお役に立つと思います。
マインドフルネスが長続きしない，という悩みの解決法
マインドフルネスというと瞑想が一番に思いつくと思います。
しかし実際には色々な方法があります。
これらを組み合わせることで長続きさせることができるはずです。
以下に長続きさせる方法を解説していきます。
その前にマインドフルネスの定義について改めてふり返ります。
これがわかっておけば以下の説明の意味もわかりやすくなるからです
つまりマインドフルネスは やり方ではなく，ありよう なのだと思います。
また 選択的注意 と言いかえられることもあります。
自分の注意を意図したものに向けて，それを観察し味わうということです。
次にマインドフルネスを長続きさせるポイントは
時間を決める
時間を選ばない
生きていくために必要なことに組み込む
瞑想にこだわらない
マインドフルネス瞑想は毎日できればそれに越したことはありません。
しかし十分な時間が取れないことも現実的にあります。
瞑想とは，呼吸という動作をアンカーにしながら
自分の思考や感情をありのまま受け入れるためのトレーニングです。
しかし最初の通り，やり方ではなく ”ありよう“ と捉えれば
必ずしも瞑想である必要はないし
むしろ瞑想をしていない時間の方が重要なのです。
実際に禅では「動中の工夫（修行）」と呼び
日常の振る舞いが禅であることが大切だと説いているのです。
筋トレをするためにジムに行くのと同じで
適切な場所でトレーニングできればそれなりの効果も見込めます。
しかしジムに行かなければ筋トレはできないのでしょうか。
むしろジムに行かずに筋肉がつけられるならそれ以上に得なことはないのではないでしょうか。
ですから，マインドフルネスであるかどうかはその人の心がけ次第ということになります。
生活のあらゆる場面でマインドフルネスワークはできます。
・普段なら見逃してしまうようなことに目を向けようとする
・いつもなら忙しい時間帯をゆっくり過ごすようにしてみる
・当たり前のようにしていることをあえてスローモーションでやってみる
・自分自身の感覚や思考を追いかけながら動作をしてみる
これができればどんな動作も良いと思います。
例えば，サンポや，マインドフルネスイーティング，ボディスキャン瞑想などがそうです。
時間を決める
それでも瞑想にこだわりたいというのであれば
生活の中にルーティンとして組み込むことです。
このルーティンだけはとにかく譲らない位の覚悟が必要です。
何となくゴロゴロしてしまっていたり
スマホをいじったり
ゲームをしている時間帯に数分組み込むだけでも良いと思います。
ちなみに私は21：00～22：00の間に8分間瞑想を入れています。
こんな風にルーティン化するためには生活の見直しが必要になります。
初めはそれなりに大変ですが
定着してしまえば苦労しなくなります。
何よりそれをきっかけにマインドフルを生活全体に広げるようになります。
時間を選ばない
前には時間を決めると言いながら
逆に時間を決めないでやるというのは矛盾しているようですが
とにかく毎日瞑想することが大切です。
私は体調の関係から病院に行くことが多くその待ち時間にやることもあります。
決められた時間以外に瞑想をした場合は，夜の瞑想をしないこともあります。
繰り返しますが毎日マインドフルネス瞑想を行うことが大切です。
生きていくために必要なことに組み込む
生きるために必要なこととは， 食う・寝る・動く です。
また五感も無意識に使っています。
これをあえてじっくり味わいながら行えばマインドフルネスです。
むしろその方が人生の質は向上すると思います。
まとめ
マインドフルネスが続かない人のために
続けられるようにするためのコツを紹介しました。
ポイントは
時間を決める
時間を選ばない
生きていくために必要なことに組み込む
です。
マインドフルネスは続ければ続けるほどじわじわと良さが実感できることです。
また本来人に備わっていて誰でもできることです。
このポイントを押さえて挑戦してみてはいかがでしょうか。
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